大阪での初個展「はるのトビラ」4月1日から4月12日まで、大阪谷町6丁目の日音色さんにてさせて頂きました。
お忙しい中、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました!
バタバタと日々が過ぎてゆき、準備不足すぎる自分に腹が立ったり悔しかったり。
そんな中、皆様の心優しいメッセージを拝見させて頂いて心救われたり。
作品を作っているとき、日本に大変なことが起こり、こんなことしている場合なのかな、とかお客様が来て下さるのかしらとか、私が展示することに何の意味があるのかとか、いろいろ考えてしまいましたが。
とにかく、私に出来ることは。
服を作ることだ。
自分が今しなくてはいけないことを、ただ、するのみ。
たとえ無意味であっても。
そんなこと思いながら製作しました。
みなそれぞれに自分のすべきことを静かに考えた1ヶ月だったと思います。
今回、はじめて作ってみたもの。
tooth fabric 歯の形をした癒し系・無駄グッズです。
この世にひとつしかありません。
どうぞ気にいった子を持ち帰り、寂しいとき緊張したときにぎゅっと握りしめてください。
そんな思いで作った子たちです。
この世を救うのは結局無駄なものなのかしら?
いやいや、そんなことないか・・・などと頭めぐらしながら生まれた子たちです。
「キミを笑顔にするためだけに生まれてきたんだよ」と言っています。
それから今回、お友達の増永典子さん(栃木県益子在住の陶芸家さん)にお願いして作っていただいたピンクッションたち。
私が普段から愛用しているピンクッションも増永さんのものです。
とにかく、小さくてカワイイのです。
たくさんお嫁に行きました、どうぞかわいがってね。
そして栃木県益子も3月11日の地震の被災地のひとつでした。
陶芸家のみなさんも多くは語らないけれど、それはそれは大変悔しい思いをされたと思います。
大切な作品が壊れたり、窯や家など。
そんな大変な中、作って頂いた作品なのです。
どの子もみな愛おしい。
最後に、こんな私の作品展をさせてくれた日音色さん。
心から感謝いたします。
皆々様に「ありがとう」と心からお礼を申し上げます。
tayu-tau tomoyo