tayu-tauたゆたう【漂う】ふわふわと定まらない様子。浮遊する。

こうでなきゃイケナイなんて決めつけず。こころは、そこにあるがまま 浮かぶもの。
飾らない あるがままの自分でいられる、そんな服を作っています。 

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ヘヴン 10:35
 

人はなぜ理由もなく人を傷つけられるのだろう。善と悪を分かつものは何なのか。人は何のために生きるのか―。

最近、読んだ本。
「ヘヴン」 川上未映子(講談社)

読んだ人はいますか?
衝撃的ですので心臓の弱い方、感受性の強い方にはお勧めしません。
私は読み終わってからもずーっと引きずっております(笑)
それほどに圧倒的な言葉の戦いがこの小説の中で繰り広げられ、ちょっとやそっとじゃ立ち直れない気分です。

中学生の「苛め」を通して、だけど苛めが何故悪いとか、何が正しいとか、そういった説教臭い話ではなく、ただ残酷すぎる「そこにある現実」を突きつけられるだけなのです。
うなってしまいます。
今まで「正しい」と信じてきたことが揺れてしまうかもしれません。

それにしても。
川上未映子さん、すっかりハマってしまいました。
おもしろい経歴の彼女、会ってお話聞いてみたい。
でもアクの強い方なんだろうなぁ、とか思ってみたり。

昔から、私も誰にも分かってもらえない(ことばでは表現しきれない)感覚的な思いだとか、理由などがあって、それらを上手にこの川上ワールド&ワードでお話してらして(NHKのスタジオパークからこんにちわ、で)すごーい!そう!そうなのよ!って共感してしまったのです。

私はそういった感情や思いを器用に受け流し「普通に」生きることの処世術を習得して、平凡に生きてきたけれど(おそらく大半の人がそうであるように)、やはりどこかで「ん?そこんとこ理解できない」なんて出来事が今までたくさんあり、その度に私が間違ってるんだとか、私がずれてるだけか・・・と諦めてきたけれど、そうじゃなかったんだーと嬉しくなったのであります。

「変わってる」と生きにくい世の中です。
でも「普通」の線引きって「誰が」するのでしょう?
何をもって「普通」なんでしょう?

なんてことやっぱり考えてしまう私なんです。
面倒くせー(笑)

でも考えること好きなんです。
そうそう。哲学を専攻していたのです実は。

川上さんは「哲学とは人生観ではない」とおっしゃっていて、なるほどなー、そこ勘違いしてる人たくさんいるよなーと思いました。

哲学とは、どこまで行っても答えなどないのです。
自分と、世界と、向き合うことだから。
きゃー、やっぱ面倒くせー(笑)

ヘヴン。
本の中の台詞を借りれば、「地獄や天国があるとすれば、此処が地獄だし此処が天国なんだよ。そんなことにはなんの意味もない。」

あなたは果たして反論できるでしょうか?
勇気のある人は是非、挑戦してみてください。

私は次「乳と卵」読んでみようと思います。芥川賞をとったヤツ!
オススメの本などあったら教えて下さいね。
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